農業委員会委員の推薦について
発議7号 旧木津町在住の市民、女性農業士1名
発議8号 旧加茂町在住の現農業委員1名、女性農業士1名
発議9号 旧山城町在住の現農業委員兼現市議会議員1名
のかたをそれぞれ議会推薦の委員として、推薦するか否かの議決が行われました。
結果は、7,8号については、賛成全員により可決。
9号については、賛成少数(賛成者:8名)により否決となりました。
くれはは、9号については反対しました。以下質疑と反対討論です。
くれはの質疑
2点質問します。
委員の定数は、農業委員会等に関する法律の12条1項の2に議会が推薦した4人以内となっている。
4人以内であれば、いいということで間違いないですね。
任意の会ではある幹事会において、今回農業委員会委員選出の方向性について調整されたときく。
会派に所属しない私には、事務局長より文書で確認事項が知らされた。
それによると、できるだけ市民からの女性からの選出という方向を打ち出されたとある。
このことは、男女共同参画社会の考えからしても、審議会等の男女比を30%というような目標値が設定されているこ とからしても新生木津川市として先進的な方向である。まして一番女性が参加しにくい仕組みでありおくれているとも いわれている農業委員会であることから考え、幹事会に全幅の信頼をおいているわけではないが、今回の方向性は 木津川市議会として改革を進める姿勢であった。そこで質問。
そのような調整結果を反故にしても議員から選出する意義をどのように捉えて選出されたのか。
中野議員(提案者)
委員の定数については、そのとおり。
幹事会の方向ということだが、話し合いの中で希望されると手を上げられた、西岡議員を推薦することは、
農業委員として経験もあり、議員としての評価できる方であり賛成した。幹事会の方向は、できるだけとあり、
努力目標との認識。
くれはの反対討論
今回の選出は、非常に残念であります。議員がこのような議案に反対の意思をとることは、残念ではあります。
先ほどの質疑でもあきらかになったように、委員の人数は4人以内であります。
また提案者の回答からは、議員の選出を必要とする明快な意見もみいだせません。
市民参加の道を狭めることでもあり、今回の推薦については反対します。
参照: 農業委員会等に関する法律
(選任による委員)
第12条 市町村長は、選挙による委員のほか、次の各号に掲げる者を委員として選任しなければならない。
1.農林水産省令で定める農業協同組合、農業共済組合及び土地改良区がそれぞれ推薦した理事(経営管理委員を置く農業協同組合にあつては、理事又は経営管理委員)又は組合員各1人
2.当該市町村の議会が推薦した農業委員会の所掌に属する事項につき学識経験を有する者4人(条例でこれより少ない人数を定めている場合にあつては、その人数)以内