第9回のまちかどミィーティングのご報告。

 第9回のまちかどミィーティング

です。
ヘルパー歴2ヶ月です、とおっしゃりながらも具体的な介護の話をしてくれた
ご近所のAさんを囲んでの2時間あまりでした。

初めての参加者の中には、消費生活アドバイザーとして高齢者の方々を
別の側面で支えておられる方がきてくれました。
また、ヘルパーの資格取得を考えておられる方、以前ヘルパーをされていた方たちが
集まってくれました。

まずは、Aさんから。
木津川台にある「相楽支援センター」で、ボランティアをして5年。
今もその活動を続けながらの週4回のヘルパーとして、近隣の方々と
関わっておられるそうです。

 ・目の不自由な方、一人暮らしの方、家族と共に暮らしている方などを受け持っているが、
  対応はあくまでも相手によって異なる。今までの講義で取得した知識や講習で
  習ったことをそのまま応用というわけではなく、現場にあった対応その時その時が勝負。
 ・関わる中で初めて気づかされたこと、小さな失敗が次のステップになる。
  痴呆のお年寄りとの会話をしながら、楽しんでいる自分がいる。
 ・自分の将来と重ねて考えてしまう。自分も年老いたらこんなふうになるのかなあ。
 ・買い物をするときの注意事項も最初わからなかったのよ。など

何せ2ヶ月ですからと言われながらも、楽しそうににこやかにお話してくれたヘルパーの現場でした。

参加者のかたから、介護保険の成り立ち、概要説明も加えていただきました。
看護婦の現場からは、地域のヘルプステーションの提案もいただきました。 

この町で暮らす、老いることを考えたとき、ここに住んでいる人による住んでいる地域の人
に向けての相互支援の仕組みがあればということに、またしても繋がりました。

地域の活力をフルに活かした町づくり、にむけてのシステムづくり。
第1回のまちかどでの鈴木さんの提案と重なります。
住んでよかった木津町、やさしいまち木津町へと繋げたいと思います。