くれは  「新庁舎とそれまでの庁舎」として聞きます。
       この時期の新庁舎建設にずっと異議を唱えてきた私です。新庁舎建設に伴い
       敷地内でのプレハブ建設がされ児童家庭課・高齢者福祉課が移動される。
       手狭な敷地がさらに込み合っています。

      そこで4点聞きます。
      1点目は、児童家庭課及び高齢者介護課が入っている仮設事務所はいつまで
      使用するのですか?

       2つめ、新庁舎建設までの間、新市の事務所組織はどうなるのですか?
       どこにどのように配置されるのですか?先日の合併協議会において新市の
       組織機構案が呈示されましたし、先ほど答弁の中で包括支援センターは
       3町ともに設置するとも言われました。
       本庁舎完成までは暫定措置である組織、機構案はどうなるのですか。

      3つめは、新庁舎建設後の加茂山城支所の庁舎機能はどう考えているのですか?

       4つめ、新庁舎の住民説明会はいつするのですか?6月の庁舎特別委員会の
      資料によると8月に住民説明会と予定されていましたが、どうなったのですか?


総務部長
       まず新庁舎建設に伴い、議員の皆様、住民の皆様、近隣の皆様にはご不便を
       おかけしておりますこと申し訳なく思っています。
       今しばらくご理解ご協力くださいますようお願いします。
 
       さて議員ご質問の役場中庭に建設しています高齢者介護課及び児童家庭課の
       仮設事務所の使用期間の質問についてです。この事務所については、
       新庁舎完成予定の平成20年秋ごろまで使用する予定です。

        次に、新庁舎完成までの間の事務所の組織はどうなるのかという質問ですが、
       この件については、木津町・加茂町・山城町合併協議会におきまして、新庁舎が
       完成するまでの間、全ての本庁機能を現木津町役場に置くことは困難であるため、
       暫定措置として加茂支所、山城支所に本庁機能の一部を分散させることを検討
       するとなっています。

       それに基づき、現在新市における組織体制の構築を図っているところです。
       その決定を受け、3町それぞれどの庁舎にどの部署を配置することが適当か検討
       することになっています。

       続いて、新庁舎建設後の加茂・山城の庁舎機能はどう考えているかとの質問です。
      新市の行政を地域の実情に即し、かつ新市に相応しい組織体制を実施するために、
      木津町役場を本庁として加茂町役場及び山城町役場をそれぞれ支所として活用する
      ことになっています。
 
       具体的には、各支所の機能は、新市の円滑な移行に配慮すると共に、市民サービスが
       低下しないように住民、保健福祉、税務関係の窓口サービスや道路公園などの
       公共施設の日常管理および軽微な維持補修などの住民の要望に対応できる組織
       とすることになっています。
 
        最後に、新庁舎の住民説明会はいつするのかですが、議員もご承知のとおり、
        先日新聞の一部において建物の全体図が掲載されました。町としては広報誌に
        おいて住民の皆様に公表すべき部分はお知らせする予定です。

        また建築工事着手までに隣接する方々には、工事期間中何かと不便を
        おかけしますので、ご説明を考えています。


くれは    新庁舎の建設に目が奪われがちですが、庁舎建設までの2年弱、新市の庁舎の
        あり方について、住民サービスの低下を招かないようとの思いで質問します。

        ただでさえ職員は、新市への移行事務で奮闘されているところだと思います。
        が、組織の度重なる移動は、住民にとって戸惑いであり迷惑でもあります。
        当然職員にとっても引越しに次ぐ引越しは困惑だと思います。

        先ほど、仮設は20年秋までということですが、高齢者介護課や児童家庭課に
        相当する事務所がそのままそこにいると言う認識でいいのでしょうか。

        今後確定ということですが、当然木津町の人口が多いこと、転入も多いことを
        考慮すると、窓口業務すなわち、転出転入届け、各種証明書発行業務、
        福祉サービス認定業務などの窓口業務が現在の木津庁舎で当然できるべきと
        考えます。

        引越しなど経費の面も含めて考慮すべきですが、まずは、住民の皆様に混乱
        をきたさないよう十分配慮した上での組織の貼り付けを考慮すべきです。

        支所機能ということで、聞かせていただきました。これも先日の協議会で明らかに
        なったことですが、支所に支所長の上に常勤の特別職である参与を置くと
        示されました。4年間ほど。
        合併時の的確な対応ということですが、本当に必要ですか?
        報酬は、どうなるのですか?特別職の報酬では現れてきませんがどの位置を
        考えられているのですか?支所長の上にさらに常勤の特別職を配置すると言う意味
        を支所長では間に合わないのでしょうか?

        効率化を目的に掲げられているのに、4年間の配置とは理解ができません。
 
        また、支所関連で、加茂町の現役場は聞くところによると、空調が不備の状態で
        あると聞きました。これは合併した後、この空調を修理されるのか、現在修理を
        されひきつぐのか木津町としての認識をお聞かせください。

        それと、住民説明会はしないと。広報のみでお知らせするというのですね。
        結局庁舎建設に関しての住民参加を目的にした割には、住民側を向いているとは
        言いがたいと見えます。


総務部長
         現在仮設の事務所、中庭に建設中ですがこのままかと。
         本仮設事務所は、高齢者介護課、児童家庭課と小さい子どもと高齢者が対象
         となっていまして、できるだけ役場に来られた方の導線を少なくしようということで
         中庭に決定しました。
          基本的には現在調整中ですが、私どもは20年秋までそのままの状況で
         使用したいと考えています。


総務部理事
         組織の暫定配置については、過日11回の合併協議会で組織機構を発表
         させていただきました。7部26課、教育委員会では1部4課の報告をしました。

         この配置計画については、新市の庁舎が完成しますと、本庁と支所機能が
         明確になりますので、こういった配置をしていくと考えますが、現時点では
         当分の間、暫定措置として対応せざるえないと言う前提です。

         したがって今現在検討中ですが、新市の組織機構を基本として住民サービス
         を考慮したよう暫定措置の考え方、あるいは現在3町各町が業務内容を
         担当していますが、そういった業務を基本として企画部門や総務系を考慮
         したような暫定措置の考えかたなど複数の案を作っていまして、
         近々9月議会が終わると助役に集まっていただき、協議の上方針を出して
         いただくと考えています。

         その方針が決まったら、本庁のこの建物にどれだけの人が配置できるか
         総務課と十分調整して考えたいと思います。

         したがって、現在議場は、3町の議会で十分検討してもらってます。
         例えば加茂の議場を使うと正式に決定すると、今ある木津町の議場、
         委員会室は会議室として使うのか事務組織の一部として使いうのか、
         つめていかねばと考えます。

         したがって、方針が決まると、暫定措置の人数を本庁に何人貼り付け幾つの
         課がおけるかという検討を次に段階で進めていきたいと思います。

         今現在3町の各部、各課が配置している現状は、基本的に新市に向けて
         1から再度検討するという前提で進めています。

         参与の関係ですが、設置については合併した京都府下の事例を調査し、
         合併した後、当分の間、支所を中心として住民の不安がどこの合併事例とも
         あったということを踏まえて、3町長の協議の結果、参与を設置するということで、
         4年間といわれましたが当分の間であり、今の時点では未定です。

         またこの参与は地公法上の位置づけは非常勤の特別職となっており、
         合併協議会の席で常勤の特別職と説明させていただきました。地公法上の
         位置づけは非常勤の特別職です。

         この参与は、議会の同意が不要ですので、今後3町長の協議により、具体的に
         設置の時期あるいは参与の金額、報酬金額を今後決めていく予定です。

         それから最後に加茂町役場の空調の関係ですが、議場の関係がもし加茂町の
         役場を使いことに決定すると、議場や議員控え室も空調の修理が必要というように
         聞いているので、合併前に空調の修理は必要ということで今後詳細は詰めていく
         予定です


くれは     今後暫定的な措置として決定していくと。あと5ヶ月ほどですので、十分住民の
         広報する時間も必要ですので、合併と庁舎がリンクして大変だと想像できますが、
         合併したとたん混乱をきたさない為にもそれまでに十分検討するようお願いします。

         参与の件は、京都府内でと聞かせていただいたが、4年間とは合併協議会の
         説明で述べられたのですよ。町長合意ということですが、住民が納得できる位置
         づけなのか、私は不要だと思いますのでそれを伝えておきます。

         それと加茂の件ですが、議場を使うのであれば空調が必要と、では合併前に
         加茂町の予算で修理されるのですか。聞かせてください。


総務部理事
          加茂町の庁舎の改修に伴う空調関係については、今現在加茂町庁舎が
         合併後の支所の位置づけですので、合併推進債の対象としてできるかどうか、
         京都府との協議を詰めながら整備をしていきたいと考えています。
         
         したがって、加茂町役場の庁舎、今後山城町の役場の庁舎も支所としての
         位置づけですので、本庁と支所については、合併推進債の対象として対応したい
         と考えます。