議員は、報酬の他に、委員会や本会議に出席する場合、3000円が支払われます。1年間で合計250万円ほどになります。出席しているだけの議員にも支払われ、たくさんの委員会に所属している議員は、それだけ高額となります。今回、廃止を求める条例を議員提案しました。

共産党宮嶋良造さんのみが質疑をされました。「議会として19人が合意をすることが優先する。このような(各会派にお伺いをたてないままの)提出方法は、「KAI」のいうことに従えというようになる。費用がどうあるべきか全体として考えるべき。」「一部マスコミが取り上げているのは、自治体の規模が異なる所の話。趣旨には賛同するが、議会としてコンセンサスを得る努力をすべきで、今後特別委員会が多く開催され、時間がないから今提案というのは、反対」(呉羽の要約)といわれました。

結果、こうみさん、宮島邦枝さん、私の提案者3人のみが賛成、あとの15人が反対となり否決です。

誰が提案するかとか、会派で一つの意見に調整するというのではなく、真摯なご決断をと私が賛成討論しましたが、結果は上述のとおり。

京都新聞が記事に取り上げてくれました。

皆様、この議論おかしいでしょう。

実は、この議案は初日に出す予定でした。6月7日の会派幹事会で、取り下げをというような発言があったり、ある会派からは、調整するから2,3日待ってほしい、基本的に考え方は一致しているといわれていたものです。結局、その会派は調整がつかなかったのか、考え方は一致といわれていたのに、全員反対です。

今までから、提出者を議運のメンバーで調整するという手法がとられていた議会です。内容よりも、提出者が誰かに大きく左右されるという事のようです。