くれは 4問目に行きます。
 「現清掃センターの修繕費用を今一度精査せよ」として聞きます。クリーン
センター建設に向け、準備がされている中、昨年12月に打越台焼却場の改修
の方向が出されました。すなわち、新センターまでの7年間の延命措置として、
通常の工事として片炉16時間運転、2カ年計画の補修工事を行うことが打ち
出されました。
先日の西部塵埃組合議会において、その補修費用も予算案に挙げられて、
可決されたと聞きます。
 
 そこでその運用について木津川市の負担金も今後生じてきますので、お聞き
したいと思います。
 
 これは、7年間の運転を可能にするための補修との理解でいいですか。
すなわち、新施設稼働後は現施設は解体するということでいいですか。
 
 2点目、この積算をしたのは、現在のプラントメーカー1社です。それで間違い
ないでしょうか。それで、7年間で終了した後は解体するのであれば、通常の
改修とは違います。その後は廃止であるのですから、そのような条件を付けて、
他のメーカーにも見積もりを取るなど、今一度改修の費用を見直して。


議長 申し合わせによる質問時間制限を超えていますので、発言を許しません。


市長 平成23年度に稼働後、32年目を迎える打越台環境センターの老朽化は
非常に著しく、これまで必要最小限の工事を実施していましたが、平成21年度
に実施した精密機能調査の報告では、通常の維持補修では限界があり、根本
的な大規模改修工事の必要性が求められています。
 
 しかしながら、一方では木津川市において、組合施設となる新クリーンセンタ
ーの早期建設、稼働に向けて取り組みを進めているところであり、それまでの現
施設の延命化と財政負担の抑制最大限に考慮した補修事業として組合議会で
可決頂いたところです。新クリーンセンター建設、稼働後については、現施設を
解体撤去するという方向で確認されているところです。
 
 また、補修工事については、焼却灰の熱焼却量の超過など、現に処理基準に
抵触する事例が見受けられますので、延命対策のみならず、現に受け入れ先
からは再三の指摘を受け、改善計画を求められている状況であることから、
早急な補修作業が求められています。
 
 補修個所については、精密機能検査において指摘を受けた、特に劣化損傷の
激しい焼却炉本体の補修に視点を置き、選定しています。また、補修工事につ
いては、その補修に必要な部品の調達や施工に際して、現施設を熟知している
ことが求められるので、組合において現プラントメーカーから工事見積もりを
聴取、精査をして、業者と折衝をおこない、経費節減について努力している
ところです。

 いずれの条件があるとしても、打越台環境センターの延命措置が必要である
ことから、新クリーンセンターの建設、稼働時期を想定した上で、現施設が安定
稼働するための必要最小限の措置として、経費抑制に最大限の努力をしている
ところです。