総務常任委員会の報告                                       2008年11月25日   

出席者:総務委員、議長、副市長、総務部部長、総務部次長、担当課長                  
欠席者:梶田委員
                    
<伊賀市との災害協定について(4資料の呈示及び説明)
 今までの経過
 災害時相互応援協定
 基本事項、及び行動マニュアル案
 伊賀市の位置、人口等参考資料

 資料の説明の後、質疑となりました。
 Q 災害協定は、府県を超えた場合、要請があれば市長権限で可能なのか確認したい。
 A 法律「災害対策基本法」に67条に〜協定を結ぶのが望ましいとあるに基づいてのものであるので、
   市長よりの要請で可能である。報告は必要と考える。

 くれは 曖昧な表現が何箇所かあるので、確認したい。
  1つは、目的である地震等の等には、他にどのようなものを想定しているのか。
  2つ目は、費用の負担は原則要請市とあるが、この原則とはどういう意味か。

 A 例えば、地震等には、自然災害、インフルエンザ、台風などが考えられるかと思っている。
   今回の協定に伴うマニュアルづくりの意見交換を通して、伊賀市・木津川市双方の特徴が明らかになった、
   例えば、伊賀市は、病院があり、応援体制はとることが可能であるが、木津川市では一部事務組合での
   病院である上に、体制としては応援はできない。一方、伊賀市より大阪・奈良などへの出勤されている方
   が多いが災害時に、隣接地である加茂支所あたりでの安否の確認も含んだ、受け入れなどが要求されて
   いる。互いを補う形での支援体制づくりとしたい。

 くれは 文章だけではなく、相互に話を進めるなかで体制が作られていくと思うが、例えば保存物資を見ると、
   木津川 市のそれは伊賀市にr比べて極端に少ない。しかし、物資が少ないだから、即補充というのでは
   なく例えば、市が全て調達するのではなく、イオンなどと災害時の協定を結んでいるような形をさらに
   取り入れていくべき。

 A 民間活用という意味で、考えて行くべきと思っている。

 Q なぜ伊賀市なのかとの疑問もあったが、先ほどの答弁で理解ができた。

 Q 今回を最初として今後は東西南北に広げたいとのことだが、できるだけ早期にすべき。災害は時期を
    またない。結んだからには、即。また保存物資についても、もっと予算を取って準備するべき。

 A ありがたい言葉。積極的に予算要求していきたいので、よろしく。

 くれは 確認のため聞く、まずは、自分の市で対応すべきと、その後十分な応急措置を実施することが
   できない場合に、協定や友好都市の締結を基に、応援要請をするということでよいのか。
   つまり、伊賀市でも木津川市でも自分のまちの対応を十分された上でのことであって、協定を結んだ
   以上は保存物資についても体裁を整えるために購入をというようなことでは、ないということを確認
   したい。

 A そういう意味である。

こんな感じでした。9月議会中に突然新聞で知った、伊賀市との災害時相互応援協定の締結。
8月初旬に伊賀市より、打診があったというのに、新聞で知るまで、議会開催中にも関わらず、
議会への説明が全くなかったこの案件について、現在の状況を説明し、委員の意見を聞いたと
いうものでした。