くれは 
 補助金をどうするとして4問目です。静かにしていただけますか。(議員の野次に対して)

 補助金については、何度も質問しています。時間がありませんのではしょります。
 今年度当初予算で1律1割カットがさ れました。今年度、団体補助金が一律一割カットされました。

 地方自治法232条の2にあるように誰がみても客観的に公益上必要である場合に
 補助されるべきものとありますので、中身の精査をぜひともしていただきたいと思います。

 そこで、私は、2つの補助金を例に挙げて質問します。
 1つは、区事業補助金。昨年度総額744万円支給された区の事業補助金。
 実際には助成金という考え方で補助されています。

 2つ目は、遺族会補助金について。相楽遺族会と木津遺族会、連合遺族会。
 この3者に補助されています。中身についてみると今話題になっている護国神社の
 参拝費が支出されています。そもそも護国神社とはどういう神社なのかも含め、
 この遺族会や区の事業の補助金の中身を精査していただきたい。

 実は、区によっては、区の下部の団体への補助に全て使われて入て
 一切事業をされていない団体もあります。その団体は、子ども会、PTA、さらには
 遺族会だったりと、二重、三重の補助がされているように資料からは見えます。
 それと一方、全て使い切ってしまいゼロのところもあれば、毎年繰り越しがあり、
 現在200万円を越す繰り越し金額がある区もあります。

 これらはばら撒きの補助金だと私は思います。
 区の制度に合わせ、区長制度も含めて中身の精査をすべきです。


 合併が確定的となり、新市に向けてのすり合わせの中でこの問題もきっちりされるでしょうが、
 取り違えないでほしいのすが、私は補助金を全て悪のように考えているのではない。
 例えば、町として障害者や高齢者に優しい町でありたいとの方針があって団体へ
 補助されるなら歓迎されることであるし、そのことこそ弱者に優しい住み続けたい町になります。

 中身の精査もないまま、一律一割カットという方針で補助し続けていくことこそが問題なので、
 第3者審査機関を設けて精査したり、市民に公表して明らかにし、住民の目線で
 判断してもらうなり、高浜市などの改革手法を倣って、ぜひ今後見直していただきたい。
 すべて盛り込みましたので、質問としては最初の答弁を。

 ここで、山崎議員が手を上げられた。
 議長の指名を受け、自席を離れ、議長席に駆け寄る。
 (「ちょっと時間をとってください。答弁者が指名しているのだから、
 止める権利は議員にはありません。」と山崎議員)


 総務部長
 平成18年度予算において、大変厳しい財政状況の折から最小の経費で
 最大の効果を上げるため、経常経費の徹底的な見直しや各種経費の削減を図ってきました。
 また町単独の補助金についても、一部を除き1割カットを実施しました。
 補助金については公益性を評価するとともに、有効性や効率性など補助効果を再考し、
 引き続き交付を行うものや補助期間を限定するもの、補助効果が既にないものについては
 廃止するなどの検討をしているところです。

 まず、区事業補助金は、配当土木といわれるように、地域における道作りや
 水路清掃地域内の共同作業に対するお礼から始まり、現在交付金的な性格を
 持ったものです。平成17年度の補助金の総額は、740万円で、17区に属する地域の
 世帯数に対し手700円を乗じて得た額を総額とし、均等割り、世帯数割りで算出して
 配分しています。

 使途については、区の裁量に任せているが、一部で総支払額が補助金額を
 下回る区もあり、助成のあり方を再考する必要があると考えています。

 3町合併を控え、それぞれの区、自治会、町内会への補助制度のすりあわせ
 協議にかかりますが、木津町としても基本的には使途の制約のない補助、助成を
 縮小し、実活動に対する補助制度の整備、拡充を図るとともに、区のあり方についても見直していきたい。

 次に2点目の遺族会への補助金についての質問に答えます。
 遺族会の補助金については、議員ご承知のとおり、、、、、

議長 答弁の途中ですが、1時間の持ち時間が経過しましたので、次に移ります。
(「おかしいのではないですか、答弁は切らなくても。」と私。)

議長 質問、答弁ともに1時間です。


答弁途中での打ち切りは前代未聞です。

また、山崎議員の行為は議会規程の「議員は会議中みだりに離席してはならない。」
に反していますし、議員は他の議員の発言中は、発言をしてはならないも侵しています。
議事進行に対しての発言は許されていますが、その場合「議事進行」と述べた後、
議長指名、自席での発言となるもので議長席に駆け寄り、
マイクを通さない発言は許されていません。

後半の答弁を聞くため、総務部長を訪ねようと思います。