くれは 2問目の広報木津のあり方はとして、3点に聞きます。広報木津はいくらかかっていますか?
広報の目的は何ですか?広報に地元企業などの広告を取り入れる考えはありませんか?の3点について
お聞かせください。

総務部長 1つ目は、広報きづはいくらかかっているかということでございますが、今年度はページ単価が
1,16円となっておりまして、9月号広報を例にしますと、1部あたりの単価は税込みで43,85円となって
おります。

 単価の算出方法につきましては、実際に発行した広報の見積もりのベースといたしまして、ページのデザ
インやレイアウト、印刷費、紙代まで全てを含め、入札をいたし、最も安価な業者と契約を締結しております。

 次に二つ目の広報の目的はということでございますが、今日のこのような行政サービスや価値観が複雑化、
また多様化する中にあって、住民と行政の距離が広がり、このことによって両者の考え方や意識にずれが
生じないようにすること、また全ての住民の皆様に均等に情報提供をする手段としても、広報の果たす役割は
極めて重要であります。住民の皆様が快適な生活を送る事ができるように行政施策の内容を正確に広く
住民の皆様にお知らせし、ご理解をいただくことが行政広報の基本目的であると認識しております。

 具体例を示しますと、地球温暖化防止やごみの分別回収などは、住民の協力なしでは目標が達成できない
施策でありますし、保健・福祉・高齢者施策などは、子育て世代を初め幅広い住民の皆様が関心を持ってい
ただいている分野と考えております。

 このように広報は、行政を進めてまいります上におきまして、大変重要な施策の一つでございまして、人々
に知らせる機能であるばかりではなく、住民意識に方向性を与える機能も併せ持っていると認識しています
ので、今後も引き続きまして住民の皆様に読みやすい広報作りに努めてまいります。

 最後に3つ目の、広告を取り入れる考えについては、近年広報誌に有料広告を掲載することにつきまして
は認識しておりますし、近隣でも精華町や京田辺市が以前から取り入れていることも承知しています。
有料広告については多くの自治体が財政難の中、少しでも財源を確保し、合わせて地元商工業者の育成
・振興などを目的としているところでございます。

 しかし先ほど広報の目的の中でもふれましたが、広報誌は本来住民が快適に生活を送る事ができるように
行政施策の内容を正確に住民にお知らせし、住民のみなさまにご理解を頂くこどが基本であると考えます。

 また信頼度が高いメディアということ、高い公共性を持つ特質から、広報誌の広告の取り入れにつきまして
は、現在のところ考えてはおりません。また、広報誌にかかります経費の削減につきましては、当然のことと
いたしまして、今後も引き続き努力してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。


くれは 今回の質問は住民の方から[広報きづにお金をかけすぎていると思うと、毎月ちょっと目を通して
すぐに捨てられるものなのに、上質な紙にカラー写真などもったいない、賞をとったというがそれは木津町民
にとってどれだけの利益があるのか疑問、広報誌は必要な情報が伝えられれば良いのだから、もっと質素な
紙にして、その分のお金をもっと住民のために回すべき]と言うご意見をいただいたものです。そのことにより
質問させていただいておりますが、今聞かせていただくと、比較的安価であると、非常に経費の削減に
努力されているよいうことがよくわかりました。

近隣と比較しても安価であります。でもあえ見えるわけですね。住民の方にとっては高そうだと。もったいない
のではないかと見えるわけですから。今後はそのようにPRして、安価ですというふうなPRが適当かどうか
わかりませんけれども。中身の工夫はもちろんのこと、十分努力していることがわかるようにアピール
されていくべきだと思います。


実際、今いいただきました広報の目的はというあたりで、正確に情報をお知らせするとか、住民に行政の情報
を皆様に均一のお知らせしていくというようなことをおっしゃていただきましたが、これも木津町の広報のあり方
だとは思いますが、中に特集、「人」欄というのを2回目かと思いますが、こういうふうに写真を多用して特定の
方を4ページ、今回は9月号は4ページ。これもある一定の考えがあってのことだとは思いますが、なぜそのよう
に考えられてか、木津町に特色をもった人たちを全町民にアピールすると言う事なのか、具体的にお聞かせ
ください。
私の周りでは、残念ながら余り好評ではありませんので、なぜこういう「人」欄がどういう思いであるのか
聞かせてください。。

先ほど、均一に皆さんに正確な情報をというふうに言われましたので、少しこの広報、今月の9月号の紙面の
中で取り上げて見たいと思います。

13Pにあります3町協議会からのお知らせのページがあります。これは協議会の小委員会でも検討されまし
たが、協議会だよりの隙間を埋めるものということで、各町の広報にいれて行くというふうに聞いておりますが、
13ページの一番最初に、新市の名称についてのところに、各町が行いました住民懇談会での新市の名称は
どのように決めるかといった質問をいただくなどというふうに記述があります。

この懇談会は、そもそも各町が行った、各町独自のもの、例えば広報の仕方でも各町が資料の作成して
いったというふうに理解していますが、この協議会からのお知らせの欄にこのことが載っていることが
クエッションです。しかもこの質問に対して新市の名称はどのように決めるのかと言った質問を頂くなどと、
私は木津町の懇談会に3日間行きましたが、こういう質問はありませんでしたので、どこかの町でこういう
質問があったかもしれないけれども、こういう、このページが木津町の広報に載るということは、この懇談会
のこの記載は、前向きに合併を待ち望んでいる質問が出てきたような、そういう錯覚が起きそうなページ
の記述の仕方だと思いますので、それはどういう意図なのか聞かせて頂きたいと思います。

それと、20ページにも少し言葉の記述に誤りがあるように思います。地方分権の推進のためにも、合併はす
べきと、参加者の意見としてありますが、この方の意見は、地方分権化のために合併に反対するものではない
、しかし、その前に先行してすることがあると述べられておりました。そのことの一部が抜粋されております。

先ほども言われておりましたように、多数の人に向けて行政の情報を伝える、ましてや懇談会に参加されてい
ない多くの方々に向けて正確に伝えるべきであるはずの広報が、言葉の使い方によって恣意的にとも考えら
れるような使用のされ方をしているのではと思いますので、そのあたりどう考えられているのかお聞かせください。

広報誌の広告掲載について、総務部長も言われたように、近年増えています。木津町としては今は考えてい
ないと言われました。行財政改革とか経費の削減とか、少しでも工夫をするという意味では、精華町でも10年
前からされていて、特に問題は生じていないと言われていました。1コマ1万円で割り引きあり。広報のページ
もふえ40ページほどあります。住民の方の高過ぎるのではないかという疑問を抱かせない為にも、更なる工
夫を重ねていくべきだと思いますので、広報への掲載についても真っ向から否定するものではないと思います。


総務部長 「人」欄ですが、9月号で取り上げた「人」の分に限って申し上げますと、この方は青年海外協力隊
ということで参加いただいた方です、ボランティアで木津町から参加されたので、その功績もあり今回取り上げ
させていただいた所でございます。

記事につきましては、今後とも公平・公正・中立の立場で発行していきたいと考えていますので、呉羽議員に
つきましても情報等お寄せいただければありがたいと考えています。

そして合併関連については、理事からお答えします。

広告については、今のところ考えていませんが、今後財政難ということもあり、研究させていただきたいと
思っています。広報につきましては、経費の縮減、削減ということも必要ですし、住民の皆様に親しまれ、
読みやすく、わかりやすい広報の発行ということですので、今後も引き続き努力をしていきたいと考えています。


総務部理事 くれは議員の再質問の協議会の隙間を埋める関係のご質問でございますが、言われるとおり
協議会だよりは2ヶ月に一回、協議会行われた翌月に発行しております。そういうことで、その間の1ヶ月間は
記事が住民の皆様にお知らせできないということで、協議会のお知らせを紙面を頂いております。そういう
ことで、今回は9月号で、新市の名称の関係の内容を載せたという経過がございます。

確かに木津町の住民懇談会の18名の皆様方の中には、そういった趣旨のご意見はなかったと言うご指摘
でございますが、3町共通の紙面でありあすので、3町の中で出てきた内容を広く住民の皆様に今後も共通
の記事として扱えるものについては扱っていこうということでございますので、ご理解いただきたいと思います。

くれは 3町の記述の所はいいですが、(答えていただきました)20Pの記述につうて参加者の意見が全体の
意見ではない、一部だけ取り上げられているように思いますので、合併に賛成という部分にありましたので、
どう思われるのかお聞かせください。


総務部理事 一部抜けておりましたが、広報きづの9月号の20Pのご指摘は、行数が限られた中での紹介
ということで話題のごくポイントだけを記事として紹介されたことというふうに理解しております。非常に記述に
誤解を与えるのではないかとご指摘ではありますが、住民の皆様の意見をある程度要約して載せたものと
理解しています。


くれは 全体的に見て、今回の質問に対して、私は何をいいたいのかと思われる方も折られるかと思いますが、
経費の削減に努力しながら紙面づくりも工夫しながら行われていることが明らかになったことは良かったの
ですが、HPとかで見られない方に向けて広報の考え方というのは、高齢者にもいろんな方たちも見やすく
、写真も多用し工夫していると聞きました。


実際精華町の担当の方からは、木津町の広報は見やすいと、精華町はなかなか紙面も削減し、字が小さく、
住民の方からもっと見やすい紙面をといわれているとききました。一長一短あるなと感じました。

最後に、せっかくリニューアルされたHPができたのですから、HPとリンクされて記事も作成してはと思います。
精華町に聞かせていただいたところ、HPが新しくなった時に各課が責任をもって記事を載せると。その責任を
もった記事の分を、広報担当が改めて一括して担当課が抜粋して現課に問い合わせしながらつくっていると
、今までHPと広報の原稿と二つに分けていたけれども、一本化されて非常に楽になったと聞きました。
取り組みの工夫は自治体によって違うと思いますが、大前提である、先ほども総務部長が言われた
人々に知らせる機能であることと、それと広報の配布手段にも関わってきますけれども、住民全てに
いきわたることが広報の第一の機能でもあると思いますので、今後とも研鑽を重ねていただきたいと考えます。


総務部長 木津町の発行しております広報に対しまして評価をいただきましてありがとうございます。
HP、広報等のお話しを頂ましたが、今後も引き続きまして住民に親しまれる広報の発行につきまして努力して
いきたいと考えております。